
先日九州豪雨の時に、万が一の時用で飲み水をいろいろな容器に溜めていました。
(台風などの災害対策の【防災】あると便利な防災グッツの記事はこちら)
翌日見てみたらスタンレージャグから水漏れしていたため緊急メンテナンスです!
一晩で3.8ℓ中50mlほどだったので大した事ではないですが、これが車の中で漏れるとちょっと嫌なのでメンテナンスする事にしました。
ネットでググると同じような水漏れの記事はたくさん出てきます。
そのような同じ水漏れの方の対応はだいたい
・クレームで新品交換してもらう
・コックを蛇口へ換装
の2パターンです。
すでに何回か使っているし、交換する連絡は煩わしい。今のままのコックで使っていきたい。
と思った為、スタンレーのホームページにあるようなコックの分解を試してみました。
が、しかし、ホームページには分解した写真はあるものの、肝心の手順がない。。。
ネットでググってもヒットなし。。。
という事で、知恵の輪みたいに手探りで分解しました。
もし、同じような症状でお困りの方がいらしたら参考になれば幸いです。
【水漏れ修理】スタンレージャグ

ネット情報でコックを分解し、中に入っているバネを少し長いものに交換されている方がいましたが、なにはともあれ分解しない事には交換出来ないので、分解の仕方です。
コックの分解の仕方
1.ジャグ本体からコックを取り外す。
ジャグの蓋を開けて、内側から氷受けを半時計回りに回せばコック本体が取れます。
2.コック本体を分解する

ここが一番難しかったです。
まず、注ぎ口を正面に合わせます。
そのあと、注ぎ口を引っ張りながら、反時計回りに回します。
すると写真のように隙間ができます。そのあとは、注ぎ口を少し引っ張れば取れます。

↑これが取れたところです。

すると中に緑のつまみが見えるので、これも反時計回りに回して外します。

はい。分解出来ました!
先ほど紹介した、バネを交換した方はこの純正のバネを交換したと思われます。
Amazonでみてみたらこのステンレスのバネが合うようですね。
試したワケではないので参考までにどうぞ。
他にも同じ径で安い物がいくつかありましたが、材質が鉄でした。
場所的に錆びやすい所なので、鉄より錆びにくいステンレスの方が良いのではないかと僕は思います。
今回はバネ交換無しで、バネを止める緑のつまみの調整で様子を見ようと思います。
3.元に戻す

分解する時と逆の手順で組んでいきます。
「もしかしたら、製造工程でバネを止めるつまみを締めすぎて、バネが最適な位置まで戻れないのではないか?」
と思ったので、少し緩めに取り付けてみました。
数時間後見てみたら、少し漏れた後があったので再度分解して良く考えたら
緩めに付けてバネの可動範囲を広げるより、少しきつめに締めてバネの反力を強くする方が良さそうです。
これで水漏れが止まればラッキーです。
ダメならバネ交換してみます。
以上スタンレージャグのコックの分解の仕方でした。

追記
緑のつまみを増し締めして12時間滞留しましたが、一滴も漏れていませんでした。
水漏れの犯人はこいつでした!
同じように水漏れで困っている方は是非増し締めを試してください。
最後に・・・

慣れたらそうでもないのですが、このジャグにはベント(空気抜きのつまみ)がついています。
中の飲み物を注ぐ時にこのベントを開ければ、スムーズのに注ぐ事が出来ます。
注ぎ終わった後にベントを閉めれば、後引きしずらくなります。
よくあるのが、注いだ後にこのベントが開いたままで、気がついたら後引きでビシャビシャになっている。。。という光景です。
ベントを開けて、飲み物を注ぐ。
注ぎ終わったら、ベントを閉める。
多少めんどくさいですが、僕はこのめんどくさいツーアクションが、クセのあるアメリカメーカーらしくて好きです。
以上小ネタでした。
最後にこのかっこいいジャグが気になった方はこちらからどうぞ