あくまでも備忘です。
参考にされる方は自己責任でお願いします。
近頃走行距離が47000kmを超えたので、ギアオイル(ミッションオイル)交換をボチボチ考えている今日この頃です。
「えっ?ATなのにミッションオイル交換?!」
と思われる方もおられるかもしれないので、軽く説明しておきます。
うちの2008さんのミッションは「ETG5」というタイプになります。
このETGとは「5速エフィシェント・トロニック・ギアボックス」の頭文字で
簡単にいうと自動でMT操作をしてくれるシステムです。
構造自体もMTベースなので、ATに比べて軽く、パーツ数も少ないです。
ただ、加速中に自動でクラッチを切る動作が入ってくるため
一瞬息継ぎみたいな感じに加速が途切れるので、もともとMT車に乗っていた方は大丈夫かもしれないですが、AT車しか乗ってない方にはこのクセが受け入れられないです。
乗り方に慣れたら、とても楽しいとボクは感じています(^^♪
さて、そんなETG5ミッションですが取り扱い説明書に
「交換の必要はありませんが、60,000km 走行ごとにプジョーディーラーでオイル 量の点検を受けてください」
と、しか記載されていません。
まぁ、国産車でもATオイルは無交換を推奨していますし(;’∀’)
しかし、特別交換の必要は無いとしても、運転する度に稼働しているオイルですので、いち車好きとしては交換したくなってきます。
あくまでも、ETG5の加速中のクセを改善すのではなく、オイルのメンテナンスが目的です。
そんなワケで今回は、実際に交換するまでの準備編です。
もちろんDIYで交換します。
プジョー2008 ギアオイル交換 ETG5【準備編】
準備するもの
・ギアオイル 2ℓ
・ドレインプラグソケット
・ドレインパッキン
・スピナーハンドル
・トルクレンチ
・給油ノズル
順々に見ていきます。
ギアオイル
ディーラーで確認したところETG5のオイルの交換量は1.9ℓです。
そこで自分の好きなSUNOCOからBRILL GEAR OILL 75W-90 を選んでみました。
SUNOCOの商品ラインナップには何種類かありますが、排気量1200ccで街乗りメインの2008ならこれで十分かと思います。
ドレインプラグソケット
輸入車あるあるですが、エンジンオイルにしても、今回のギアオイルにしてもネジの形が特殊です。
ギアオイルのドレインボルトは、四角型の8mmだったのでお手軽な AP 3/8DR ドレンプラグソケット 8mm にしました。
アストロの店舗に行ったら330円でした。
ドレインパッキン
ネジを締めこんだ時に潰れてシール性を高めてきます。
再利用すると、オイル漏れにつながるので新品交換します。
ディーラーで1個200円ぐらいです。
一応問い合わせした時に注文したのですが、音沙汰ないのでシールテープで代用しようかと思っています。
スピナーハンドル
ラチェットでもいいのですが、かなり固めに締め付けられているようなのでスピナーハンドルを用意しました。
ネジを緩めるだけの専門工具です。
ドレインボルトを買いに行った時にちょうど安くなっていたので(´▽`*)
トルクレンチ
締め付ける時に、指定の力で締め付けする工具です。
ドレインボルトのトルク値は30Nmです。
強く締めすぎても、緩すぎてもダメですので既定のトルクで締めます(^_^)
給油ノズル
注油口が、注油しにくい位置にあるため使用します。
ちなみに、注油口の外寸直径15mmでした。
ギアオイル注油口
↑バッテリーを外します。
このバッテリーの台座も外していきます。
↑バッテリーの台座を外すと、運転席側の方にキャップが見えます。
キャップの外し方は、プライヤー等で軽く挟んで、垂直に引き上げれば取れます。
ドレインボルト
↑ミッション下部で、写真中央のボルトです。
ハンドルを全切りして、タイヤの向きを変えればジャッキアップしなくてもアクセス可能でした。
やや作業しにくいですが。
続きはまた今度
以上で、ギアオイル交換のイメージができたのでここで終わりです。
続きはオイルが到着してやりたいと思います。
事前に実際に注油口や使用工具の確認をしておくと、いざ交換作業を始めた時にスムーズにできたり、交換作業の時間の目安になりますね!
自宅でここまでする方は少ないと思いますが、自動車工場やディーラーへ好みのオイル持ち込みでも交換できるので、少しでも整備金額を下げたい時や、長く乗る為の定期メンテナンスでしてあげてもいいと思います。