信号待ちなどで一定時間止まっていると、勝手に作動するアイドリングストップ。
ブレーキを踏めば勝手に止まって、ブレーキを離すと勝手に動き出すからあまり気にしていなかったですが、ある条件が揃うとアイドリングストップしなくなります。
遠出などした時に、アイドリングストップしない事に気がついたら結構ドキドキですよね。
そんなワケで今回は、僕が体験したアイドリングストップしなくなる3パターンほど紹介します。
なんで、アイドリングストップしないの!?【プジョー2008】
気温によるもの
外気温が高温でも低温でもアイドリングストップは作動しません。
ちょうどこの記事を書いているのが8月ですが、外気温35°以上になるとアイドリングストップしなくなります。
逆に気温の低い冬は、氷点下5°を下回るとアイドリングストップしなくなります。
また、冬場はこれにからんでエアコンが曇り取りモードの時も作動しません。
バッテリーの劣化や取り外した時
バッテリーの充電能力が低下した時もアイドリングストップしなくなります。
だいたい充電率75%を下回るとアイドリングストップしなくなるようです。
渋滞や運転し始めの時に、作動しなくなるのはこれに関係するものと思います。
長時間運転してもアイドリングストップが作動しない時は、バッテリー劣化が考えられるので、一度バッテリー点検をうけてみてもいいかもしれません。
もし、バッテリー交換をDIYでと思う方は以前バッテリー交換の記事を書いたので、参考にどうぞ。
プジョー2008:プジョー2008バッテリー交換【DIY】
プジョー3008:プジョー3008 GT BlueHDi バッテー交換
また、バッテリーを取り外した時も半日ほどアイドリングストップしなくなります。
以前知り合いの車がバッテリーが上がった時に、プジョーとブースターケーブルで繋いでジャンピングしたのですが、その時にプジョーのバッテリー端子にアクセスする為にエンジンを切ったまま、一瞬+端子を外しました。
バッテリーカバーを外し、ケーブルを繋いでジャンピングする為にエンジンをかけようとすると
「10秒ブレーキを踏んでください」みたいなメッセージがインフォメーションにでます。
カウントが終わったら、セルを回せばいつも通りエンジンがかかります。
多分ETGの初期化がかかる為だと思います。
その後しばらくアイドリングストップしなくなりますが、一晩おけば普通にアイドリングストップが作動するようになります。
バッテリーの容量が少ない時
渋滞やノロノロ運転時みたいな時に、エアコンやオーディオなどの電気を使う装備品を付けて、バッテリーが一定容量不足すると自動的にアイドリングストップが作動しなくなります。
渋滞を抜けてスイスイ進むようになり、バッテリーが充電されるとアイドリングストップが復活します。
まとめ
アイドリングストップしなくなるポイントは、「気温・劣化具合・運転の仕方」のどれかになってきます。取説を読むとハンドルの角度やシートベルトの具合など色々細い条件が書いてあります。
後、意外にブレーキを踏む加減も関係してきます。軽く踏んでもアイドリングストップしない時は、少し強めに踏むと作動する時もあります。
夏場や冬場などはバッテリーにとって過酷な季節ですので、定期的に点検をうけるのがトラブルを未然に防ぐ最前の方法かと思います。